この記事ではこんな方の疑問を解決します。
この記事を読んでわかること
仮想通貨が儲かると言われる理由
仮想通貨とは何か
仮想通貨の仕組みと特徴
仮想通貨の儲かる仕組みと稼ぐ方法
仮想通貨投資を始めるメリット
仮想通貨が値上がりする要因
仮想通貨投市場動向のチェックポイント
仮想通貨投資のリスク
はじめに:仮想通貨が儲かると言われる理由
仮想通貨が儲かると言われる理由は、大きく分けて2つあります。
仮想通貨が儲かると言われる理由
- 少ない資金で大きな利益が狙えるから
- 仮想通貨市場の将来性が高いから
少ない資金で大きな利益が狙える
仮想通貨投資は、少ない資金で大きな利益を狙える可能性があります。仮想通貨市場はまだまだ新興であり、投資家の期待や市場のニュースなどが価格に大きな影響を与えることがあります。また、新興市場のため、規模や流動性が比較的小さく、価格変動が大きくなりやすい特徴があります。この特徴ゆえに、少額の投資でも高いリターンを得る可能性があります。
過去にはビットコインをはじめ、1000倍以上に急騰したアルトコインのSHIB(柴犬コイン)など様々な銘柄が大きな利益を出しています。
画像引用元:Money Method「株式会社ZUU」
上図は、株式会社クロス・マーケティングが2022年1月に行った、20代~60代の投資家1000名を対象にしたアンケート結果です。
このアンケート結果によると、58%の人が5万円未満の利益を出せています。また、注目して欲しいのは、仮想通貨投資の開始時期です。2021年に取引を始めた人が最多29%で、次に2020年に始めた人が23%でした。半数の以上の人が2年以内に利益を出せていることがわかります。
仮想通貨市場の将来性が高い
仮想通貨市場の将来性の高さです。仮想通貨は新しい技術や金融の形態として注目を集めており、成長が期待されています。将来的には、仮想通貨が一般的な支払い手段や資産の形態として広く受け入れられる可能性があります。
仮想通貨はブロックチェーン技術を基盤としており、分散型の取引やデータ管理を可能にします。この技術はセキュリティや効率性の向上に寄与し、さまざまな業界や分野での応用が期待されています。
ブロックチェーンを利用したサービス
DeFi:分散型金融。手数料が安く、年利の高い金融サービスを利用できる
NFT:NFTアートやNFTゲームなど、様々な業界で利用が進んでいる
メタバース:オンライン上で作られた仮想空間、ゲームやバーチャルイベントができる
また、仮想通貨は国境を越えた取引や送金に利用できます。特に経済的に発展途上にある地域では、仮想通貨を活用した金融サービスやインフラの需要が高まっています。これにより、将来的に仮想通貨市場の成長が見込まれています。
このように、技術の進歩やグローバルな需要の増加により、仮想通貨市場はまだまだ成長の機会を持っていることから、今後仮想通貨の価値が上がる可能性があります。
そもそも仮想通貨とは
「暗号資産(仮想通貨)」とは、ビットコインなど暗号化(ブロックチェーン)技術を使ったデジタル通貨の総称です。また、「資金決済に関する法律」においては以下のように定義されています。
仮想通貨とは
「暗号資産(仮想通貨)」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されている。 参考:日本銀行
- 不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
- 電子的に記録され、移転できる
- 法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
現在、流通する仮想通貨の中でビットコインは最も知名度が高いことから、「ビットコイン=仮想通貨」と思っている人も多いようです。しかし、ビットコインと仮想通貨は同じ意味ではないことを理解しておきましょう。
仮想通貨と法定通貨の違い
仮想通貨と法定通貨との違いを表にしました。詳しくは次の項目「中央管理者がいない」で解説しますが、法定通貨と大きく異なるのは、通貨の発行元と発行量です。仮想通貨は、中央銀行や国家などの中央管理者が存在しません。そのため、個人間で直接取引が可能な分散型の通貨として注目されています。また仮想通貨はインターネット上でやり取りされるデジタル通貨であるため、法定通貨に比べて、いつでもどこでも簡単に取引できるメリットがあります。
比較項目 | 法定通貨 | 仮想通貨 |
---|---|---|
発行主体 | 国・中央銀行 | なし |
発行量 | 無限 | 有限※ |
実体 | あり | なし |
偽造 | できる | できない |
取引手数料 | 高い | 安い |
取引速度 | 遅い | 早い |
価格変動 | 少ない | 大きい |
使用できる場所 | 主に発行国の国内 | 世界中 |
※発行上限のない仮想通貨もあります。
仮想通貨と電子マネーとの違い
仮想通貨と電子マネーとの違いを表にしました。仮想通貨と電子マネーは、実体のないデジタル通貨であることから、共通点もいくつかあります。しかし、購入方法や発行元、利用用途と利用できる場所に大きな違いがあります。また価格変動の有無にも違いがあることを理解しておきましょう。
比較項目 | 電子マネー | 仮想通貨 |
---|---|---|
法律 | 改正資金決済法 | |
実体 | なし | |
偽造 | できない | |
購入方法 | 現金でチャージ | 取引所で購入 |
発行主体 | 特定の企業 | なし |
価格変動 | なし | あり |
利用用途 | 決済 | 決済・送金・投資 |
送金 | できない | できる |
使用できる場所 | 国内のみ | 世界中 |
発行元と購入方法の違い
電子マネーは、クレジットカード会社やモバイル決済サービスを利用して電子マネーを発行する場合もありますが、通常現金をチャージして使用します。一方で、仮想通貨は仮想通貨取引所で購入して使用します。また仮想通貨は分散型システムであるため、発行元が存在しませんが、電子マネーは、特定の金融機関や事業者が発行元となります。
利用用途と利用できる場所の違い
仮想通貨は、決済手段の他にも国境を越えた取引にも適しています。また仮想通貨は、市場の需要と供給のバランスによって価格が変動することがあり、投資対象としても利用できます。
また仮想通貨はインターネット上でやり取りされるデジタル通貨であるため、電子マネーと比べて、いつでもどこでも簡単に取引できるメリットがあります。一方、電子マネーは、主に日常的な小売店や飲食店、公共交通機関などの実店舗での支払いに利用されます。また、一部のオンラインストアでも利用することができますが、国内のみの使用に限られています。
価格変動の違い
仮想通貨は、市場の需要と供給のバランスによって価格が変動することがありますが、電子マネーは、現金をチャージするので価格変動はありません。
仮想通貨が注目される3つの特徴と仕組み
仮想通貨が注目されている理由は、仮想通貨の特徴と仕組みにあります。しっかりと理解しておきましょう。ここでは特に重要な3つの特徴について解説します。
仮想通貨の3つの特徴
- ブロックチェーン技術
- 中央管理者がいない
- P2Pネットワーク
ブロックチェーン技術
仮想通貨には、ブロックチェーン技術が使われています。ブロックチェーン技術は、仮想通貨の特徴を理解するために、一番に知っておきたい重要な仕組みです。
ブロックチェーンとは
データをブロックと呼ばれる単位で繋ぎ合わせ、分散型のデータベースとして機能させる技術のこと。
情報を記録・管理する台帳のこと。
ブロックチェーンとは、簡単に説明すると情報を記録・管理する技術のことです。技術と聞くとイメージが湧きにくいかもしれませんが、情報を記録・管理する台帳のことだと理解してもらえれば大丈夫です。日本語では、「分散型台帳技術」とも言われます。
ブロックチェーンは、分散ネットワークに参加する複数のコンピューターによって一定の規則に基づいて作成されるブロックと呼ばれるデータの鎖で、各ブロックには取引データなどの情報が含まれます。一度記録されたデータは改ざんができないため、不正な操作を防ぐことができます。また分散型システムであるため、中央集権的な管理がなく、管理費用の問題が発生しにくく、多数の参加者が安全に情報を共有することができます。
もっと詳しくブロックチェーンについて知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
中央管理者がいない
仮想通貨は、中央銀行や国家などの中央管理者が存在しません。そのため、個人間で直接取引が可能な分散型の通貨として注目されています。
中央管理者とは、日本なら日本銀行、米国ならFRB(連邦準備理事会)に相当する管理組織のことです。法定通貨を取引する場合は、取引の中間に銀行などの信頼できる第三者が必要ですが、仮想通貨を取引する場合は、こういった管理者が存在せず、個人間で直接取引することができます。これにより、取引に必要な手数料が低くなるというメリットがあります。
一方で、仮想通貨は、国家や中央銀行が通貨として発行し、市場動向を見て流通量を調整したり、取引に介入したりする中央銀行は存在しません。その結果、法定通貨とは違って、国家や中央銀行がその価値を保証しているわけではありません。
仮想通貨は、国家から独立し、中央集権的な管理を受けず、自律して機能する通貨を目指して開発されたのです。
P2Pネットワーク:通信機器が管理する
仮想通貨は、中央管理者が存在せずに、どのように取引を管理しているのかと疑問に思った方も多いかもしれません。これを可能にしているのが、ブロックチェーンの特徴でもあるP2Pネットワークという仕組みです。
P2Pネットワークとは
複数のノードがデータを分散して情報共有するシステムのこと。
※ノード:仮想通貨のネットワークに接続したコンピューター端末のこと。
これまでは中央管理者である銀行などが、本店の大金庫や厳重に管理されたメインサーバーなどで、1箇所で通貨や情報が管理されてきました。しかし仮想通貨では、ネットワークに接続している端末が、個別で相互につながるP2Pネットワークを構築しています。
これまでのクライアントサーバーシステムでは、1箇所で情報や通貨が管理されているため、サーバが故障するなどしてシステムダウンすると、システム全体が停止してしまうという問題があります。
しかし、P2Pネットワークは、複数のコンピューター端末が個別で相互につながることで、ネットワークを構築し、データを分散して管理しています。これにより、サーバーの1つに問題が起きてシステムダウンしたとしても、システム全体に問題は起こらなくなっています。
このように仮想通貨の取引情報は、世界中に散らばる膨大な数のパソコンやスマホやタブレットといった端末群によって記録・管理され、ユーザーが相互に監視しあう分散型のシステムとなっています。加えて、多くのユーザーのコンピューターにデータが分散して保存されることで、リスクも1カ所に集中せずに分散されます。この仕組みによって、情報の整合性やセキュリティが担保されています。
儲かる仕組みと稼ぐ方法1:仮想通貨取引
1つ目の儲かる仕組みは、仮想通貨の取引で稼ぐ方法です。この方法が仮想通貨で稼ぐ基本です。手数料を低く抑え、「安く売って高く売る」が仮想通貨で儲ける基本的な仕組みです。儲かる仕組みと一緒にそれぞれ解説していきます。それぞれの方法にはリスクや注意点が存在します。自身の投資目標やリスク許容度に合わせて、慎重に取引方法を選択しましょう。また、仮想通貨市場は変動が激しいため、リスク管理や情報収集が重要です。十分な調査とリスク分散を行いながら、安全かつ効果的な投資を心掛けましょう。
仮想通貨取引で稼ぐ方法
- 現物取引
- レバレッジ取引
- 積立投資
- アービトラージ
現物取引
仮想通貨で稼ぐ1番基本的な方法は、現物取引です。現物取引は法定通貨と仮想通貨の現物を交換する取引で、「安く買って、高く売る」が利益を得る基本的な仕組みです。仮想通貨の将来的な成長に期待し、長期的な保有をすることで利益を得る仕組みです。また仮想通貨の取引には取引形式に違いがあり、手数料に違いがあることを覚えておきましょう。仮想通貨市場は価格の変動が激しく、将来的な成長が期待されています。長期的な視点で保有し、価格上昇による利益を狙うことができます。
スマホで取引を行うことができ、少額から始めることができるので、これから仮想通貨を始める人におすすめな方法と言えます。
取引形式の違い
販売所形式:暗号資産交換業者とユーザーとの間で、仮想通貨の取引を行うところ。
売買システムが非常にシンプルで、希望する金額の暗号資産を即座に売買できるメリットがあります。一方、手数料が取引所に比べて高いというデメリットがあります。
取引所形式:ユーザー同士で仮想通貨の取引を行うところ。
最大のメリットは、手数料が販売所に比べて安い点です。しかし、取引所の操作は初心者にとっては少し複雑であり、購入時に高い値段で購入してしまう可能性があったり、指値注文でも想定した量が購入できないことがあります。
これから仮想通貨を始める人にはコインチェックがおすすめです。初心者でも使いやすいアプリで仮想通貨デビューにおすすめです。
レバレッジ取引・暗号資産(仮想通貨)FX
仮想通貨で稼ぐ2番目の方法は、レバレッジ取引です。レバレッジ取引(仮想通貨FX)は、少ない資金で大きな取引を行うことができる仕組みです。通常の現物取引では、自分の資金で取引を行いますが、レバレッジ取引では取引所から借り入れた資金を使って自分の資金以上の取引を行うことができます。
具体的な流れとしては、自分の資金の一部を証拠金として預け、取引所からその証拠金に対して多くの資金を借り入れることができます。この借り入れた資金を使って、より大きな取引を行うことで、相対的な利益や損失が増大する仕組みです。
例えば、証拠金として1万円を預けて、レバレッジ10倍で取引する場合は、実際には1万円の入金で、10円万分の取引ができるようになります。この仕組みによって、高い利益を得ることができます。しかしレバレッジ取引は、得られる利益も大きくなる一方で、リスクも高くなります。実際にレバレッジ取引を行う際は、慎重に計画をたて、リスク管理をしっかりと行う必要があります。また初心者の人にはおすすめしません。まずは現物取引から始めましょう。
FXは本来、「外国為替証拠金取引」を意味します。レバレッジ取引(証拠金取引)を行うことができるという意味で「暗号資産(仮想通貨)FX」という言葉が使われているので、レバレッジ取引と暗号資産(仮想通貨)FXは同じ意味で使われているという認識で問題ないよ。
また国内仮想通貨取引所の全てでレバレッジ取引ができるわけではありません。もしレバレッジ取引を行いたい人はレバレッジ取引取扱通貨数No.1のDMMビットコインがおすすめです。
積立投資
仮想通貨で稼ぐ3番目の方法は、積立投資です。仮想通貨の積立投資とは、毎月一定額の金額を希望の金額になるまで積み立て、長期的な成果を狙う投資方法です。定期的な仮想通貨の購入を通じて市場の変動を平準化し、リスクを分散させることができます。長期的な視点で投資を行うことによって、価格の変動によるリスクを軽減することができます。また少額から始めることができ、自分で取引を行う必要のない自動積立サービスを利用することができるので、初心者におすすめの方法です。
積立サービスなら、19種類の仮想通貨から選べるコインチェックがおすすめです。コインチェックの積立サービスは、入金の手間すらいらない完全自動積立を実現できます。プランは月一プランと毎日プランの2つから選択でき、月1万円から始めることができます。
もっと低い値段から始めたい場合は、GMOコインがおすすめで、月500円から積立サービスを利用できます。
アービトラージ(裁定取引)
仮想通貨で稼ぐ4番目の方法は、アービトラージ(裁定取引)です。アービトラージは、取引所間の仮想通貨の価格の差を利用して、同じ仮想通貨を異なる取引所で売買することで利益を得る仕組みです。大前提として、仮想通貨は取引所ごとに価格が違います。アービトラージでは、この仮想通貨の価格差を利用して同じ仮想通貨を安値で購入し、高値で売却することで利益を得ることができる仕組みです。
例えば、1BTC100万円で売買されている取引所Aと1BTC90万円で売買されている取引所Bがあるとします。この場合、取引所Bで1BTCを購入し、取引所Aで売ることで差額の10万円を利益として得ることができます。
しかし実際にアービトラージで稼ぐには、高速な取引技術や送金手数料なども考慮に入れる必要があるとともに、十分な資金を要する場合もあります。これらの理由から、一般の個人投資家にとっては難しい戦略と言えます。
儲かる仕組みと稼ぐ方法2:仮想通貨の運用
2つ目の儲かる仕組みは、仮想通貨の運用です。仮想通貨の購入だけにとどまらず、運用していくことで仮想通貨を効率的に増やし、利益に繋げることができます。
仮想通貨の運用で稼ぐ方法
- ステーキング
- レンディング
- イールドファーミング
ステーキング
仮想通貨で稼ぐ5番目の方法は、ステーキングです。ステーキングは、仮想通貨を保有しているだけで自動的に報酬が得られる方法です。
ステーキングは、保有している仮想通貨を特定のネットワークに預け、そのネットワークの運営に参加することで報酬が得られる仕組みです。仮想通貨の種類によって、受け取れる報酬に違いがあります。また取引に制限がかからず、いつでもステーキングをやめることができることもメリットと言えます。国内では、取引所に預けておくだけで、自動的に報酬が受け取れる仕組みになっており、長期保有をするならおすすめの運用方法です。また手続き不要で利用できる取引所も多いので、初心者におすすめの方法です。
ステーキングは、コンセンサスアルゴリズムにPoS(Proof of Stake)を採用しているブロックチェーンのみ利用できるよ。
国内でステーキングサービスを提供しているのは、コインチェック、GMOコイン、BITPOINTがありますが、取扱銘柄の多いGMOコインがおすすめです。
貸暗号資産サービス(レンディング)
仮想通貨で稼ぐ6番目の方法は、貸暗号資産サービス(レンディング)です。貸暗号資産サービスは、保有している仮想通貨を貸し出すことで利息を得る方法です。仮想通貨の種類や貸し出す日数で利息の年率が変わり、受け取れる報酬に違いがあります。
この運用方法もステーキングと同じで仮想通貨を保有しているだけで、報酬がもらえる仕組みになっているので、長期保有を考えている場合や初心者におすすめの方法です。しかし、貸暗号資産サービスは利用中に取引ができないことが多いので、機会損失のリスクがあることも理解しておく必要があります。
その他ステーキングとの違いとしては、手続きが必要であることやPoS以外のブロックチェーンも利用できることが挙げられます。国内の取引所では、ステーキング報酬は手続不要でもらえることが多いですが、貸暗号資産サービスに関しては、別途手続きが必要なことが多いので、自分の使っている取引所のルールを再確認するようにしましょう。
日本では、コインチェック、GMOコイン、BITPOINT、bitbank、bittradeが対応しています。その中でもおすすめはビットバンクです。取扱通貨数が29種類と多く、すべての仮想通貨が貸暗号資産サービスに対応しています。
イールドファーミング(流動性マイニング)
仮想通貨で稼ぐ7番目の方法は、イールドファーミングです。イールドファーミングは、DeFi(分散型金融)上に、仮想通貨を預けて流動性を提供することで報酬を得る方法です。イールドファーミングでは、通常は通貨の提供と同時にトークンを受け取ることができます。
イールドファーミングができる代表的なDEX(分散型取引所)にPancakeSwap(パンケーキスワップ)があります。パンケーキスワップでは、2つの仮想通貨をペアで預けることで、報酬としてパンケーキスワップのガバナンストークンであるCake(ケーキ)が受け取れます。
イールドファーミングの最大のメリットは高い年率です!通貨ペアの中には、年率300%を超えるものもあるよ。
儲かる仕組みと稼ぐ方法3:仮想通貨を無料でもらう
3つ目の儲かる仕組みは、仮想通貨を無料でもらって利益を得る方法です。原資はゼロなので、リスクは低いですが、利益を得るまでに時間がかかるデメリットがあります。この記事では2つ紹介します。
他にも無料で仮想通貨をもらえる方法を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
エアドロップ
仮想通貨で稼ぐ8番目の方法は、エアドロップです。エアドロップは仮想通貨を無料で入手する方法です。エアドロップは仮想通貨プロジェクトの普及促進やユーザー獲得、資金調達の目的で行われることが多いです。フェイスブックページのシェアやリツイートなどの特定の条件を満たすことでエアドロップに参加し、仮想通貨を入手することができます。
エアドロップはノーリスクで、新たな仮想通貨を手に入れるチャンスです。積極的に活用しましょう。しかし、草コインなどのエアドロップには怪しいものもあるので、注意してください。
ポイントサイト
仮想通貨で稼ぐ9番目の方法は、ポイントサイトです。ポイントサイトを活用することで、仮想通貨を無料で入手することができます。仮想通貨を無料で入手できるポイントサービスはたくさんあります。ただし、ポイントを仮想通貨に交換するためには、一定の条件や手続きが必要です。
ポイントサイトは、広告やアンケートの回答、オンラインショッピングなどを通じてポイントを獲得し、それを仮想通貨に交換することができる仕組みになっています。おすすめのポイントサイトはビッコレです。ポイントを仮想通貨に交換する手間がなく、すべての報酬がビットコインで受け取れます。また今だけ1000円もらえるキャンペーン中です。無料で登録できるので、興味のある人は利用してみてください。
儲かる仕組みと稼ぐ方法4:マイニング
4つ目の儲かる仕組みは、マイニングで稼ぐ方法です。マイニングとは、仮想通貨のトランザクションを検証し、ブロックチェーンに新たなブロックを追加する作業を行うことで報酬を得ることです。
マイニングは主にPoW(Proof of Work)をコンセンサスアルゴリズムとして採用している仮想通貨において行われます。マイニングには専用のハードウェア(マイニングマシン)が必要であることや高い処理能力を持つ機器が必要であり、個人で稼ぐには難しい方法と言えます。
ブロックチェーンについてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
仮想通貨投資を始めるメリット
仮想通貨を購入して投資を始めるメリットは、以下の3つです。儲かると言われる理由と共通していますが、他にも少額から投資を始めることができるメリットがあります。
仮想通貨投資を始めるメリット
- 少ない資金で大きな利益が狙えること
- 少額からでも投資できること
- 仮想通貨市場の将来性が高いこと
仮想通貨の購入は少額からでも投資できます。少額の投資でも参加できるため、初めての投資や資金の限られた人々にとって魅力的な選択肢となります。また、さらにリスクを抑えた積立投資も可能です。
ビットコインは1BTC数百万円しますが、0.0001BTCや0.001BTCといった低い単位で取引ができるので、少額から投資が始められます。国内では、1円から仮想通貨投資を始めることができる取引所もあります。
少額からでも仮想通貨を購入することで、投資のチャンスを得ることができます。
稼ぐコツ1:仮想通貨が値上がりする5つの要因
仮想通貨投資で利益を上げるには、仮想通貨が値上がりする要因を理解しておく必要があります。仮想通貨が値上がりする要因として、以下の5つが考えられます。
仮想通貨が値上がりする5つの要因
- 将来需要が大きくなると予想される
- 仮想通貨の知名度が上がる
- 仮想通貨の取引所への上場
- 仮想通貨のアップデートによる影響
- バーンで供給量が減少する
将来需要が大きくなると予想される
仮想通貨が値上がりする1つ目の要因は、将来的な需要の増加が予想されることです。需要が大きくなることで、供給とのバランスが変化し、相対的に仮想通貨の価値が上がる可能性があります。
近年、デジタル経済が急速に成長しています。オンラインショッピングやデジタルサービスの需要が増加し、その支払い手段として仮想通貨の需要も増えています。また、仮想通貨は国境を越えた取引や即時決済を可能にするため、国際送金やマイクロペイメントなどのニーズに応えることができます。このような利便性が求められる現代社会において、仮想通貨の需要が増加すると予想されています。
さらに、大手オンライン小売業者や企業が仮想通貨を受け入れる動きが増えています。例えば、PayPalや大手小売業者の一部では、ビットコインや他の仮想通貨での支払いが可能になっています。加えて、発展途上国では、銀行口座にアクセスできない人々や金融システムの未発展な地域が多く存在します。仮想通貨はこれらの人々にとって、より包括的な金融サービスへのアクセス手段となっており、需要の拡大が予測されています。
これらの要素が組み合わさり、将来的な需要の増加が期待されるため、仮想通貨の価格が上昇する可能性があります。
仮想通貨の知名度が上がる
仮想通貨が値上がりする2つ目の要因は、仮想通貨の知名度の上昇です。知名度が上がることで一般の人々の関心や需要が高まり、それに伴って仮想通貨の価格が上昇する可能性があります。
仮想通貨に関するメディアやニュースに取り上げられることが増えることで、一般の人々の知識や関心が高まります。また知名度が上がることで、仮想通貨に対して人々が仮想通貨に、より信頼を持つようになります。信頼性の向上は、仮想通貨投資を始める人の増加にもつながり、その結果仮想通貨の価格が上がる可能性があります。
仮想通貨の取引所への上場
仮想通貨が値上がりする3つ目の要因は、仮想通貨の取引所への上場です。仮想通貨が新たな取引所に上場することで、その取引所のユーザーによる需要が生まれ、需要の増加が供給とのバランスに変化をもたらし、価格上昇につながる可能性があります。また、新たな取引所に上場することで、仮想通貨の市場が拡大します。市場の拡大は、取引の活性化や需要の増加をもたらし、価格上昇の要因となります。
仮想通貨のアップデートによる影響
仮想通貨が値上がりする4つ目の要因は、仮想通貨のアップデートによる影響です。仮想通貨のアップデートは、セキュリティの向上や新たな機能の追加によって利便性や実用性の向上をもたらします。その結果、投資家やユーザーの関心や需要を高めることがあり、価格上昇の要因となります。
アップデートにより価格が高騰した有名な例としては、イーサリアム(ETH)があげられます。イーサリアムは「フロンティア」、「ホームステッド」、「メトロポリス」とアップデートを重ねることにより、リリース当初の「1ETH=約500円」から最高で「1ETH=16万円台」まで価格が上昇しました。
バーンで供給量が減少する
仮想通貨の値上がりする5つ目の要因は、バーン(燃焼)による供給量の減少です。
バーン(Burn)とは
「焼却」を意味し、仮想通貨を永久に使えないようにして、仮想通貨の枚数を減らすこと。
仮想通貨は実体がないデジタル通貨なので、実際に焼却できません。そのため、誰も使えないウォレットへ仮想通貨を送金することで、仮想通貨のバーン(Burn)を行なっています。送金先ウォレットの秘密鍵は誰も知らないため、バーンされた仮想通貨は二度と引き出せない仕組みになっています。なお、仮想通貨のバーンはユーザーがするのではなく、基本的にはプロジェクトの運営元が行っています。
これにより、市場における仮想通貨の供給量が減少し、需要とのバランスが変化することで、仮想通貨の価格が上昇する可能性があります。
稼ぐコツ2:今後の市場動向でチェックしておきたいポイント
仮想通貨投資で利益を上げるには、値上がりの要因を理解しておくとともに、仮想通貨の今後や将来性を判断する上で、市場動向もチェックしておくことをおすすめします。今後の仮想通貨市場の動向でチェックしておきたいポイントは以下の4つです。
仮想通貨市場動向チェックポイント
- 暗号資産(仮想通貨)に関する税制の改正
- 仮想通貨ICO関連の法整備・改革
- スケーラビリティ問題の解決
- 大国の仮想通貨規制状況
暗号資産(仮想通貨)に関する税制の改正
1つ目は、暗号資産(仮想通貨)に関する税制の改正に関する情報です。仮想通貨の市場動向をチェックする際に重要なポイントの一つは、暗号資産に関する税制の改正です。税制の変更は市場に与える影響が大きく、仮想通貨投資をするにあたって、重要な情報となります。
各国政府は仮想通貨の税制を見直し、規制を導入しているケースが増えています。税制の改正は仮想通貨の利用や投資に影響を与えるため、仮想通貨投資をするにあたって、法的な要件や税務申告の義務について正確に把握しておく必要があります。
現在日本では、仮想通貨の売却益は、原則として所得税や法人税の課税対象となります。個人の場合、仮想通貨の売却益は年間の「雑所得」として申告し、他の所得と合算した金額に累進課税率が適応される「総合課税」になります。累進課税率は利益が大きくなるほど高くなる仕組みで最高45%の税率が課されることになります。これは仮想通貨市場に参入しようとする人にとって、参入を躊躇する一因でもあります。しかし日本では、株式やFXにおける売却益にかかる一定税率と同じにしていく方針も検討されており、今後の動向に注目しておく必要があります。
参考:日本暗号資産ビジネス協会
仮想通貨ICO関連の法整備・改革
2つ目は、仮想通貨ICO関連の法整備・改革に関する情報です。仮想通貨市場の動向を把握する上で重要なポイントは、仮想通貨のICO(Initial Coin Offering)関連の法整備や改革です。ICOは新しい仮想通貨の発行手法であり、関連する法律や規制が市場に与える影響が大きいため、これらの変化を注視する必要があります。
ICOは新たな資金調達手段として注目されており、多くの仮想通貨プロジェクトがICOを通じて資金を調達しています。一方で、ICOには投資家保護や詐欺リスクなどの懸念も存在し、投資家保護や市場の健全性を考慮して、多くの国や地域が規制の必要性を検討しています。ICO関連の法整備や改革は、市場の透明性や安全性を向上させることを目的としています。
ICOによる資金調達はこれから誕生する優秀な仮想通貨プロジェクトにとって欠かせない役割を果たしています。ICOに関連する法整備が整うことで、詐欺のリスクを軽減し、より健全な仮想通貨市場の誕生につながります。また仮想通貨に対する意識にも変化を与え、仮想通貨市場へ参入者が増える一因にもなります。仮想通貨市場へ参入者が増えることで、市場が盛り上がり、優秀な仮想通貨プロジェクトが誕生し、より良い未来の実現に近づく第一歩となります。このような理由から、今後の仮想通貨市場の動向を把握する上でチェックしておきたい項目です。
スケーラビリティ問題の解決
3つ目は、スケーラビリティ問題の解決に関する情報です。仮想通貨市場の展望を把握する上で注目すべきポイントは、スケーラビリティ(拡張性)問題の解決です。仮想通貨の普及と利用が増えるにつれて、取引処理のスケーラビリティに関する課題が浮き彫りになっており、その解決策は市場の成長や快適な仮想通貨の利用に大きな影響を与えます。
ビットコインやイーサリアムなどの主要な仮想通貨は、ブロックチェーン技術を基盤としており、取引処理能力に制約が存在します。取引量の増加やネットワークの複雑化により、トランザクションの承認時間の遅延や手数料の高騰といった問題が生じています。スケーラビリティ問題の解決は、より高速かつ効率的なトランザクション処理を実現し、ブロックチェーン技術の実用性を向上させることが期待されています。
さまざまなプロジェクトがスケーラビリティ問題の解決に取り組んでいます。例えば、ビットコインでは、第二層ソリューションである「ライトニングネットワーク」が開発され、高速なマイクロペイメントやオフチェーン取引を可能にしています。イーサリアムでは、シャーディングと呼ばれる手法により、ネットワークの処理能力を拡張する計画が進行中です。
大国の仮想通貨規制状況
4つ目は、大国の仮想通貨規制状況に関する情報です。仮想通貨市場の動向を把握する上で重要なポイントは、大国の仮想通貨規制状況です。大国が仮想通貨に対する法的規制や方針を示すことは、仮想通貨市場全体に与える影響が大きいため、これらの動向を注視する必要があります。
大国の仮想通貨規制は、市場の信頼性や安全性の向上、マネーロンダリングやテロ資金供与などの犯罪行為の防止を目的としています。大国の規制は、他の国や地域にも影響を与えるため、市場全体に大きな影響力を持っています。大国の規制が厳しくなる場合は、市場への影響が大きいことを考慮しながら、適切な投資戦略を立てることが重要です。
国名 | 規制状況 | |
---|---|---|
日本 | 2019年に施行された改正資金決済法により、仮想通貨から「暗号資産」と呼ばれるようになったほか、仮想通貨取引所に厳格な基準を設けており、今も仮想通貨に関わる税制など法整備が進行中 | |
米国 | 明確な規制はまだ制定されていない | |
中国 | 2017年に仮想通貨取引所を禁止し、2021年にはマイニングと仮想通貨の使用を全面的に禁止 | |
欧州 | EU全域で暗号資産(仮想通貨)に関する法制が統一され、今後関連規則が施行される予定 |
知っておきたい仮想通貨投資の3つのリスク
仮想通貨投資を始める際は、必ずリスクを正しく理解してから始めましょう。
仮想通貨投資の3つのリスク
- 価格変動リスク
- パスワードやリカバリーフレーズの管理リスク
- ハッキングに遭うリスク
価格変動が大きい
仮想通貨の1つ目のリスクは、価格変動が大きいことです。価格変動が大きいことは、儲かると言われる大きな理由の1つですが、同時に仮想通貨投資のリスクにもなります。価格変動の要因として、以下のようなものが挙げられます。
価格変動の要因
- 市場需給バランスの変化:仮想通貨市場は需給によって価格が左右されます。需要や供給の変動によって価格が急激に変動することがあります。
- 法定通貨や政治的要因:法定通貨の価値変動や政治的な不安定要因が仮想通貨価格に影響を与えることがあります。
- ハッキングやセキュリティの脆弱性:仮想通貨取引所やウォレットのハッキング被害が発生し、大量の仮想通貨が流出することがあります。これによって市場の信頼性が低下し、価格に大きな変動が生じることがあります。
適切な知識とリスク管理の手法を持つこと、短期的な投資を避けることで、価格変動のリスクに対処することができます。また、投資をする際は、自身のリスク許容度や投資目的に合わせて適切な判断を行いましょう。また、専門家の意見や市場動向を注視することも重要です。
パスワードやリカバリーフレーズの管理リスク
仮想通貨の2つ目のリスクは、パスワードやリカバリーフレーズの管理リスクです。これらの情報が漏洩したり失われたりすると、資産の紛失や不正アクセスされてしまう可能性があります。
パスワードやリカバリーフレーズの管理は、仮想通貨やビットコインの利用においてとても大切です。強力なパスワードを使用すること、パスワードの定期的な変更、二要素認証の有効化などのセキュリティ対策を取る必要があります。また、誰かにパスワードやリカバリーフレーズを聞かれても絶対に答えてはいけません。
ハッキングに遭うリスク
仮想通貨の3つ目のリスクは、個人のウォレットや取引所がハッキングされ、資産を失う可能性があることです。
過去には、仮想通貨関連のハッキング事件がいくつか報告されています。2014年に起きたマウントゴックス事件では、不正アクセスによって当時レート約470億円相当のビットコインが盗まれました。
ハッキングに遭うリスクを減らすために、信頼性の高いウォレットや取引所を選ぶようにしましょう。
もっと詳しくリスク管理を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
仮想通貨投資に関するよくある質問
仮想通貨投資は必ず儲かるの?
いいえ。必ず儲かるという保証のある投資はありません。必ずリスクを理解してから、仮想通貨投資を始めましょう。
仮想通貨は危ないの?
一概に仮想通貨は危ないとは言い切れません。仮想通貨投資には、価格変動が大きいリスクがあり、危ないと言われています。しかし、短期的な投資を避けることや適切な知識とリスク管理をすることで対処することができます。
まとめ:自分に合った仮想通貨投資をして稼ごう
今回は、仮想通貨投資が儲かると言われる理由から仮想通貨の稼ぎ方まで解説しました。併せて今後の仮想通貨投資でより利益を得るために必要な知識として、仮想通貨が値上がりする要因やチェックしておきたい市場動向についても解説しました。
仮想通貨投資は、少額の投資で大きな利益を得られる可能性があるため、多くの人々が注目しています。稼ぐ方法はたくさん存在しており、自分に合った投資方法を見つけることが重要です。一方で、仮想通貨には価格変動が大きいことやハッキングなどのリスクが存在することも忘れてはいけません。
しかし、今後更なる市場拡大が期待される仮想通貨投資には大きなチャンスがあります。仮想通貨市場の動向を注視し、十分な情報収集と分析を行った上で投資を検討すべき価値があると言えます。
本日のまとめ:仮想通貨が儲かると言われる理由と仕組み・仮想通貨の稼ぎ方
- 儲かると言われる理由①:少額の投資で大きな利益を得られる可能性
- 儲かると言われる理由②:将来性が高く期待され価格の上昇が予想されている
- 稼ぎ方1:仮想通貨取引
- 稼ぎ方2:仮想通貨の運用
- 稼ぎ方3:仮想通貨を無料でもらう
- 稼ぎ方4:マイニング
- 値上がりの要因や市場動向もチェックするのが稼ぐコツ